天龍源一郎、引退試合。オカダ・カズチカ戦

昭和プロレスのレジェンドともよばれる「ミスタープロレス」天龍源一郎。両国国技館にて引退試合が行われた。対戦相手は新日本プロレスのオカダ・カズチカ（２８）



天龍源一郎、元大相撲力士出身のプロレスラー全日本時代にはUNチャンピオン、三冠チャンピオン。タッグでもジャンボ鶴田と共にインターナショナルチャンピオンとして活躍。後にSWS、WAR、新日本、ノア、ハッスルなどに参戦しプロレス界を盛り上げる立役者となってきた。そして、今年１１月１５日、引退試合を両国国技館で行われた。

天龍の引退試合、まさに昭和プロレスと平成プロレスの代表的な試合だったように思えます。天竜は延髄切り、水平チョップ、パワーボム等の技を繰り出すが、年齢のせいかイマイチ切れがないようにも見受けられたが、果敢に攻める姿勢には何か胸を打たれるものがありました。

一方オカダ・カズチカも切れのいい技に加え、天龍が繰り出す技にも正面から受け、最後には見事なレインメーカーを放ち天龍に対しても、見ているファンに対しても納得のできる素晴らしい試合をしてくれました。

私の世代は昭和世代なのでどちらかといえば天龍の応援をしてしまったのですが、試合内容もそうでしたがスリーカウント後の倒れている天竜に深々と頭を下げてくれるオカダにもとても感動をしてしまいました。

全日本プロレスでは、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、三沢光晴など、一時代を築いた名レスラーは引退試合もできる事なく、この世を去ってしまいました。天竜の引退試合は全日本プロレスファンである私には思い出深い一戦となりました。

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