訃報。昭和の大横綱北の海。逝く。

２０１５年１１月２０日、日本大相撲協会理事長の北の海親方（６２歳）が亡くなられました。また、昭和を代表する英雄が旅立たれる事となりました。



私の世代は北の海関の相撲を見て育った世代ですので、今回の訃報はとても残念にも思います。

有名な方なので今更北の海関の紹介は必要ないかと思いますが、少しだけ書かせて頂きます。

北海道出身、三保ヶ関部屋に入門後、１９６７年初場所にて初土俵。力強い相撲で勝ち星を挙げ、１９７４に関脇で初優勝、同年の名古屋場所後、歴代最年少で横綱となった。この歴代最年少での横綱記録は未だに破られていない大記録です。

思い出深い取り組みとしては横綱輪島関との相撲が私としては思い出深いです。

１９８５年の引退後は後進の指導にあたっておられ、２００２年に第９代理事長に就任。就任中は力士暴行死事件や大麻問題、八百長問題などに悩まされ２０１１年に責任を取って辞任。２０１２年理事長選に立候補、第１２代として再選。

２０１３年６月には赤い横綱を締めて「還暦土俵入り」を行い、露払いには貴乃花親方、太刀持ちには九重親方（元千代の富士）が務めた。

本日、九州場所で病院に緊急搬送されたときは「貧血」との報道だったので、そのあとの訃報には本当に驚きました。

今日まで大相撲のみならず、スポーツ界に多大なる貢献をされた北の海親方にはこれからも感謝をし、ご冥福をお祈りいたします。

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